助成金のノウハウ
2019.08.27
そもそも助成金って何?
従業員を雇われている企業であれば、雇用保険にはご加入されているかと思います。雇用保険に加入されている従業員がいれば助成金が使えることをみなさんご存知でしょうか。
助成金って聞いたことあるけど、「ルール(要件)がよく分からない」、「申請がややこしそう…」とお困りの方もたくさんいらっしゃるかと思います。
今回の記事ではそういった方のために、助成金とはそもそもどんなものなのかを説明しています。助成金の申請を検討されている事業主の方、社労士に依頼しようと思っているけど何を確認したらいいのか分からない方の参考になれば幸いです。
はじめに
助成金とは、厚生労働省が管轄している雇用関係助成金を指します。これは雇用保険に加入している企業でルールに則って申請すれば誰でも受け取ることが出来ます。また返済の義務などもありません。
よく比較されるものとしては補助金が挙げられます。こちらは経済産業省や地方公共団体などが管轄しているもので、ほとんどは公募(抽選)があり、選ばれた企業しか補助金を受け取ることが出来ません。
具体的なスケジュール
助成金の一般的なスケジュールとしては下記の通りです。
- 計画書類を提出
- 労働局の認定を受ける
- 取り組みを実施
- 支給申請書類を提出
- 審査
- 支給決定
申請する助成金によって、計画書類の提出時期が異なったり、取り組みの期間が変わってきますが、助成金の進め方の大枠は変わりません。まずはどういったスケジュール感で進めていく必要があるのかを把握するようにしましょう。
まとめ
今回の記事では助成金とはどういうものなのかを解説しました。受給するためには、まず相手(助成金)のことをしっかりと把握することが大切です。